鹿島貨物と電機つれづれ草

千葉県内に甚大な被害を及ぼした台風15号の影響で、9日以降の鹿島貨物は全便運休の状態が続いていましたが、本日の夕方、JR東日本千葉支社が発表した運転計画によると、現在不通の状態が続いている成田線（成田以遠）と鹿島線全線について、明朝6時ごろに運転を再開させる見込みとなりました。ただ、相変わらず情報が錯綜しており、18時の段階でも成田・鹿島線の12日の運休をアナウンスしているところがありますが、もし、千葉支社が16:30に発表したアナウンスが正しくて、この再開予定がずれ込まなければ、鹿島貨物の運転区間は明朝に全区間開通することになります。そうなれば、早朝の1095レに関しても、若干の遅れは発生するものの、現在、新小岩で抑止されたままの9日便も、なんとか鹿島スタまでは辿り着けることになりそうです（鹿島臨海鉄道は今も運転見合わせ中ですので、こうした部分の不安要素は当然ながら残りますし、成田以遠の区間は木々のすぐ横などを走る区間も少なくないため、果たしてどれだけ復旧作業が進捗しているのかは読み切れない部分もありますが・・・）。
いずれにしても、ずっと運転されずに凍りついてい高島貨物。一日も早い運転再開が望まれるところですね。

長いお盆休みを終えて、鹿島貨物も月曜日から再始動となりました。月曜日は初日ということで、下り2本はいずれも単機でしたが、返しは今までの運休を取り返すかのように満コキ！　やっぱり、後ろにビッシリ荷が載っていると、絵的にも非常に”イイ感じ”となります。「初日だからさすがに渡り廊下かな？」なんて思って、編成があまり目立たない場所を選んでいたのですが、こんなステキな満コキ編成だとわかっていたなら、もう少し編成がきちんと目立つ場所で撮っていたかも知れませんね。

お盆休みウィーク突入ということで、鹿島貨物が両方とも運休に入り、追いかけるものがなくなってしまった（苦笑）中、常磐線の方では唯一、安中貨物だけが運転・・・ということで、撮りに行ってみることにしました。あいにくコキの連結はなかったものの、タキ12輌ということで、これなら充分絵になります。
ただ、元々このスジは東邦亜鉛の操業状況次第でどうにでも変わってしまうのが”定め”ですから、お盆期間中、100％運転が続くとは限りません。年末年始にGW、そしてお盆休み、やっぱりこの期間は、撮る方も大人しくしておかないといけないのかも知れませんね。



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カマの原色化がスタートして2年目を迎え、更新色機も全検へ入るたびに塗り替えが進められているのはEF65PFに限った話ではありませんが、製造から40年を越えるカマがほとんどという新鶴見のPFたちは、塗装の状況以前に、外板の傷みも少しずつ厳しい状況になってきています。結果として、機齢が若かったころと比較すれば、塗装の剥離もかなり大きく出てしまうようになっているワケで・・・。
今後の新製・増備計画などを見てみるに、新鶴見のEF65PFに関してはもうしばらくの間、奮闘を続けなければならなそうな気配ですから、少しでもいいコンディションで貨物列車の先頭に立ち続けることができるよう、ケアをし続けてあげて欲しいものです。

先月末に首都圏運用に入ってくれた1034号機は、8月に入って首都圏運用にループすることなく、結局そのまま外れてしまったので、8月はひたすら更新色機しか入ってくれていない首都圏運用ですが、広更色機の2輌に至っては、今週に入ってからまともに稼働している様子すら見られません。原色機については、徐々にですが今後増加傾向にあるはずなので、何をおいても広更色機に来てもらわないと、どうしようもないのです。廃車になればアウト、全検に入ってもアウト・・・。もどかしい日々は続きます。